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在米ジャーナリスト。オレンジ・カウンティ・レジスター紙で地域行政や調査報道を担当。アメリカで数少ない日本育ちの報道記者として、他にも現地の司法や経済、スポーツなど幅広く取材。カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞、オレンジカウンティ記者団協会の調査報道賞などを受賞。ジャーナリズムコンテストの審査員を務め、アメリカの大学生や高校生にライティングやジャーナリズムの指導も行う。

2009年12月23日

ファンタジーフットボール

どちらかといえば大学フットボールファンのボクは、普段あまりNFLは見ない。特に愛着のあるチームもない。それでも先週末は結果が気になってNFL中継から目が離せずにいた。ファンタジーフットボールのプレイオフが行われていたのだ。

ハンバーガーショップにいても試合が気になる。

米国スポーツファンの間で人気のあるファンタジースポーツは、実在の選手をドラフトしてチームを編成し、実際の成績に応じた点数を加算して競い合うゲームである。日本でも何度かプロ野球版で試みが行われているが、広く普及しているとはいいがたい。一方、アメリカでは2700万人の大人が参加しているといわれている。ボクもインターネットの無料サービスを利用して、NFLからメジャーリーグ、NBAまでシーズン毎に、全米に散らばる友人らとリーグをつくって楽しんでいる。

今年ボクが所属しているファンタジーフットボールのリーグでは、コミッショナー(リーグの責任者)を務める同僚の家で実際にメンバーが集まってドラフトが行われた。シーズン中の交渉は全てインターネットで行われるが、ドラフトの日だけは、ラスベガスやロサンゼルスから10人のメンバーが集結してちょっとしたパーティーとなった。ファンタジースポーツはこうした社交的要素も持つ。

知り合いの中年男性は、インターネットのなかった20年以上も昔から、同じメンバーで毎年ファンタジーベースボールを続けている。以前は、新聞に載っている成績をもとに自分たちでポイントを計算して、電話で結果を報告し合っていたという。

またファンタジースポーツは、NFLやメジャーリーグにとっては、ボクのようなにわかファンをタダで取り込むことのできる絶好のマーケティング機会である。ファンタジースポーツの参加者は、特に応援するチームがなくても、自分がドラフトした選手には自然と思い入れが強くなるもの。しかも一つのファンタジーチームに複数球団の選手がいるため、テレビで何試合も観戦することになる。スポーツマーケターにとっては無視できないツールであろう。

ボクのチームは先週、幸いにも今シーズン最高のパフォーマンスを発揮し、下馬評を覆しての決勝進出となった。これで今週の日曜日はまたテレビにかじりつくことになりそうである。

先週の結果

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