自己紹介

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在米ジャーナリスト。オレンジ・カウンティ・レジスター紙で地域行政や調査報道を担当。アメリカで数少ない日本育ちの報道記者として、他にも現地の司法や経済、スポーツなど幅広く取材。カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞、オレンジカウンティ記者団協会の調査報道賞などを受賞。ジャーナリズムコンテストの審査員を務め、アメリカの大学生や高校生にライティングやジャーナリズムの指導も行う。

2009年7月31日

コンセント争奪戦

友達の結婚式に向かう途中、飛行機に遅れが出て、仕方なくヒューストンの空港で時間を潰している。

日本のニュースを見ていると、しばしば勝手に自動販売機や店のコンセントを使って逮捕されるというニュースを目にするが、その点アメリカは非常に寛容。空港ラウンジを見渡してみると、コンセントの周りに人が群がり、乗り継ぎ時間を使って少しでもパソコンや携帯を充電しようとしている。スターバックスのようなレストランでも同じ光景が見られる。

ボクもつい先程、iPhoneの充電を済ませた。出先でバッテリー残量を気にせずに電子機器が使えるのは嬉しい。

日本も数円でとやかく言うのではなく、モバイル環境を充実させることが経済の活性につながるのではないか。

-- iPhoneから投稿

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2009年7月26日

書くこと考察

ものを書くという作業は、料理に例えられる。

一流のシェフになるためには、研ぎ澄まされた味覚や調理技術だけでなく、丹念に素材集めを行う必要がある。それと同じように、優れた言語感覚や作文能力だけでいい記事が書ける訳ではなく、そこには綿密な取材が欠かせない。

大学時代はとにかく書くのが嫌いで、数枚のレポートを仕上げるのにも苦労していた。それが今では執筆を仕事にしているのだから、世の中、分からないものである。当時は文章力というのは、言語力や頭の回転の早さで決まると思っていたため、材料集めを怠っていたのだ。

記者になって、ようやく取材と事前調査の大切さに気付くことができた。特に英語を母国語としないボクが米国人記者と張り合うには、彼・彼女ら以上の材料集めをしなくてはならない。

毎日が冒険で新しい発見があるような、そんな記者でありたい。

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2009年7月25日

レース界のお姫様、ダニカ・パトリック

米国で圧倒的な人気を誇るNASCAR(ナスカー)で話題の的となっているのが、ダニカ・パトリックの動向である。

パトリックは現在、インディカー・シリーズ(F1と同じオープンホイール)に所属。2005年には、女性としてインディ500史上最高位となる4位を獲得し、今年はついに3位入賞を果たした。昨年、ツインリンクもてぎで行われたインディジャパン300では、インディカー史上初となる女性ドライブー優勝の快挙を達成し、日本でも一躍注目を集めた。

更にはキュートなルックスから、「隣に住む女の子」として男性ファンから熱狂的な支持を受けている。レース中に車をぶつけられて激昂し、相手ドライバーに詰め寄ったり、スポーツ・イラストレイテッドの水着特集に名を連ねたりと、話題にも事欠かない自由奔放さを持つ。実力と人気を兼ね備えた、まさにレース界のプリンセスと言えるだろう。

F1ドライバーとしても候補に上がり、各方面で熾烈な争奪戦が繰り広げられている。景気の影響もあって、収入に陰りの見えてきたNASCARにとっては、喉から手が出るほど欲しい逸材である。

今日からインディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催される、NASCAR最高峰のスプリントカップ・シリーズ。インディ500も行われるこのレース場で、ファンや経営陣の目は27歳の女性ドライバーに向いているに違いない。

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2009年7月21日

「ベッカム様」にブーイングの嵐

日曜日に行われたロサンゼルス・ギャラクシー対ACミランの親善試合で、デイビッド・ベッカムがホーム観衆からブーイングを浴びた。

ベッカムは7月までACミランに期限付き移籍をしていて、イングランド代表でプレイするため、今でもヨーロッパ復帰を希望している。ACミランでのレンタル期限を4ヶ月延長するため、300万ドル(約3億円)を自腹でギャラクシーに支払ったとも報じられている。

ギャラクシーの主将、ランドン・ドノバンは、14日に出版された『ベッカム・エクスペリメント』の中でベッカムのチームの輪を乱す態度を批判。二人はアリーナ監督との三者会談で和解したようだが、ファンの不満は募るばかり。大金を払って呼び寄せたのに、心はヨーロッパにあるというのでは、ファンの怒りも分からなくはない。

ベッカムのギャラクシー復帰後、初のホーム戦となった日曜日には、"Go Home Fraud 23"(「帰れ、いかさま23番」)などと書かれた横断幕が掲げられ、彼がボールを持つたびにブーイングの嵐となった。一人のファンが、ベッカムの挑発を受けて柵を乗り越えるという事態も。

MLSのみならず、米国サッカーの救世主になるとまで囁かれたベッカムだが、サッカー不毛の地ではこれまでのような神通力は通じそうにない。

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2009年7月18日

スタンドより


久し振りにまったりとスポーツ観戦。

記者になって以来、スポーツの試合=取材であり、記者席で眺めながらも、いつもどこかで記事の内容やインタビューについて考えている。

でもやっぱりスポーツ観戦の魅力は、ホットドッグを片手に球場の雰囲気を楽しむことにある。生まれてこの方、ファールボールを拾ったことがないのでドキドキしながら待っているのだが、未だその気配はない。

-- Post From My iPhone

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2009年7月16日

iPhoneで鞄がすっきり

iPhone 3GSを購入して、これまで鞄に入れて持ち歩いていた、たくさんのものが取って代わられることとなった。これまでの投資は何だったのかとへこむ一方で、軽装で出かけられるのはやはり気持ちがいいもの。

コンパクトデジカメ、Flip(アメリカではやりの動画カメラ)、電子辞書、iPod、ICレコーダーといった電化製品をはじめ、モレスキンのスケジュール帳までがいらなくなってしまった。

インタビューの録音にiPhoneのボイスメモを使ってみたところ、専用のICレコーダーよりファイルの管理が便利であった。取材した選手や監督も羨ましがっていた。

英語の学習に欠かせない電子辞書は、数年後にはiPhoneの標準装備になっているかもしれない。

これまで電子手帳やポケットPCなど色々試してきたものの、スケジュール帳だけは結局アナログに戻っていた。しかし、iPhoneで自分に合ったアプリケーションが見つかって、ついにその牙城も崩れる時がきたようだ。

ユーザーインターフェースに制限を加えないタッチスクリーンと、無限に生み出されるアプリケーションに支えられて、iPhoneは人々のライフスタイルのみならず、鞄の中身まで大きく変えてしまう力がある。

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2009年7月15日

美術の授業を振り返って

小さい頃から、ずっと美術が苦手だった。

小学校、中学校と、ペーパーテストがなかったら、おそらく五段階評価で1か2をもらうくらいに実技の成績が悪かった。美術の教科書に載っている有名な絵を見ても、「へたくそだな。みんな集団詐欺にあってんじゃねーの」としか感じなかった。そのせいで自分は芸術オンチなんだと思い込むようになり、高校や大学ではアート関係の授業を全て敬遠した。

そのボクが、今では仕事で写真を撮り、紙面のデザインを考え、休みには美術館に行っている。もっと小さい頃からアートにたしなんでいたら、更に道が開けていたかもしれないかとすら思うようになった。

全てを学校教育のせいにするわけではない。たかが小学校の先生や美術の教師に作品をけなされたくらいでへこむ自分も大した子供ではなかった。しかし、当時の思い出がちょっとしたトラウマになっていることも事実だ。

一般の公立学校において、美術や音楽に点数をつけることに何の意味があるのか、ボクには理解できない。

小学校の図工の時間に、校庭に行って好きな絵を描いてきなさいといわれた。自分がいいと思った景色を一生懸命描いて戻ったら、先生が、「うーん、ちょっと空の色がおかしいわね」などと言って手直しを加えた。確かに、先生が上手だと褒める子とは色が違う。そういう子の真似をしてみようと思うが、うまくいかず、自分には色の才能がないんだということで納得した。

しかし、アートの本質は自己表現である。同じものを見ても感じ方は一人一人違うはず。他の人と同じように描かせるのでは、本末転倒ではないか。

芸術専門学校なら話は別だが、おそらく卒業生の1パーセントが芸術とは無縁の職業に進むであろう公立学校で、他人との比較に重点を置いた美術教育を行うのには首をかしげざるを得ない。繊細な青春時代だからこそ、子供たちが美術に興味を持ち、存分に自己表現できるような「ゆとり教育」が必要なのではないかと思う。

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2009年7月10日

初勝利はお別れのプレゼント

ワシントン・ナショナルズ対ヒューストン・アストロズの試合での珍事。

5月5日に行われた試合が、11回裏のナショナルズ攻撃中、10−10のまま雨で延期されたため、今日その続きが行われた。一死一塁で再会された試合は、その回にナショナルズがエラーの間に得点し、11−10で勝利をおさめた。

11回表を投げたナショナルズのジョエル・ハンラハンが勝利投手となったが、彼は6月30日にピッツバーグへトレードされていた。今季0勝3敗だったハンラハンにとって、この初勝利は元チームメイト達からの、ちょっと遅いはなむけとなった。

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川村、NBAサマーリーグに参加

フェニックス・サンズがリンク栃木ブレックスの川村卓也選手をサマーリーグのロースターに加えたとAP通信が報じた。川村選手は日本代表チームには参加せず、NBA入りを目指すとのこと。

サンズには以前、川村選手のブレックスでのチームメイトである田臥選手も所属したことがあり、2004年には日本人初のNBA公式戦デビューを果たした。

サマーリーグは主に、若手や新人の育成、10月のトレーニングキャンプに招待する選手の見極めなどを目的とする。明日から19日かけてラスベガスで行われるサマーリーグには、川村選手の他に、日本代表チームも参加

アシスタントコーチ、ダン・マーリーが率いるサンズは、月曜日にダラスと対戦する。せっかくなんで、週末を利用して行ってみようかなと思う。

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今ビクタービルが熱い!?

L.A.在住の方には朗報(?)である。ネバダ州選出のハリー・リード上院議員が、ラスベガスとビクタービルを結ぶ高速鉄道路線建設への支持を表明した。早ければ2010年前半にも着工との噂もある。


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車でおよそ3時間かかるビクタービルーラスベガス間を84分で移動するというデザートエクスプレス。ビクタービルを通り、ロサンゼルスとラスベガスを結ぶ15号線は日曜日になると全く動かないくらい渋滞するため、ロサンゼルス市民にとっては嬉しいオプションとなるだろう。もちろん我々ビクタービルに住む者にとっては、絶大な経済効果も見込まれる。

しかし、このプロジェクトには疑問の声もあがっている。ロサンゼルスからビクタービルまで約1時間運転して、そこからわざわざ電車を使う人がそんなにいるのか。ラスベガスでの交通手段をどうするのか。一人当たり片道50ドル(5000円)というのもちょっと高い。

いずれにせよ、実現すればもう少しビクタービルの知名度も上がるに違いない。

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2009年7月8日

ロードレースの英雄

米国で自転車ロードレース人気を一人で牽引しているといってもいいランス・アームストロング。生存確率50パーセントと宣告された精巣腫瘍を克服し、ツール・ド・フランスで前人未到の7年連続総合優勝(1999年から2005年)を達成。タイガー・ウッズやマイケル・ジョーダンなどと並んで、その人気はスポーツ界だけにとどまらない。


2005年の優勝後に一度は現役を引退するものの、昨年には現役復帰を宣言し、今年の一月に見事カムバックを果たした。


そして4日に始まった今年のツール・ド・フランス。アームストロングは今日の第4ステージ終了時点でタイム差0秒の総合2位につけている。37歳という年齢ゆえに、26日の最終ステージまで脚が持つかが懸念されるが、もし総合優勝すれば最高齢王者となる。


アームストロングのドーピング疑惑が持ち上がるなど、米国に対してライバル心むき出しのフランスだが、パリのゴール地点で彼の勇姿を祝福する光景が見られることを祈っている。

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2009年7月6日

引っ越し

この度、Bloggerへブログを移行することにした。というのも、BlogPressのおかげでiPhoneからの更新が楽になったから。

内容はこれまでと変わらず、アメリカでの記者生活を中心について書いていくつもりなので、変わらぬご支持をいただきたい。

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