自己紹介

自分の写真

在米ジャーナリスト。オレンジ・カウンティ・レジスター紙で地域行政や調査報道を担当。アメリカで数少ない日本育ちの報道記者として、他にも現地の司法や経済、スポーツなど幅広く取材。住宅バブル崩壊が南カリフォルニアに与えた影響を調査したシリーズ記事で、カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞を受賞。

2010年1月18日

しつけをせんか、しつけを!

地元の住宅街で、三歳児がペットのピットブルに噛まれ死亡したというニュースが、うちの新聞の一面で報じられた。

最後は警官によって射殺されたというこの犬は、男の子の喉に噛みつき、飼い主の言うことを全く聞かずに消防士にも襲いかかった。

AP通信でも流れたこの話を聞いて、とても他人事とは思えなかった。

ボクの近所には犬を飼っている人が多い。あまり裕福な人は住んでおらず、ペットはあまり訓練されていない。家の前を人が横切るたびに犬が庭の中でフェンスに沿って走り、吠えまくる。ペットというよりは番犬である。

先日、運動がてら自転車で近所を散策していた時のこと。通過するマラソン選手に沿道から送られる声援のように、犬吠が聞こえてくる。ほとんどの家はフェンスがあって、犬は出られないようになっているが、運悪くある一軒のゲートが開いていた。

すると中から犬がとんでもない勢いで飛び出してきた。しかも、でかい。モハビ砂漠で目撃されるピュ-マでさえ真っ向勝負はいどまないだろう。


ピューマ。またの名をクーガー、マウンテンライオン、パンサー。


ロードバイクなので本気で漕げば振り切れたかもしれないが、運悪く上り坂。

実は小学生の頃に、犬から逃げようとして背中をかまれた苦い経験があるので、逃走行為が逆効果なのは身を持って知っている。

そこで諦めて自転車から降り、デカ犬の方に向き直って、作り笑顔で迎えた。日本では犬を飼っていたので、どう扱えばいいのかある程度は分かっているつもり。

まずは自分の匂いをかがせて、敵対心を取り除く。相手が手を舐めてきたのでボクもなでてやった。見た目によらずいいやつ。まるで絡んできた不良と仲良くなったお調子者のように手を振って別れの挨拶をし、恐る恐るその場を去った。

この間も、女子中学生が下校中にピットブルと格闘して怪我を負ったという事件があった。そうでなくても歩行者や自転車への配慮が欠けるビクタービル。住宅街を安全に散歩もできないようじゃ困ったものだ。

このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿