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在米ジャーナリスト。オレンジ・カウンティ・レジスター紙で地域行政や調査報道を担当。アメリカで数少ない日本育ちの報道記者として、他にも現地の司法や経済、スポーツなど幅広く取材。住宅バブル崩壊が南カリフォルニアに与えた影響を調査したシリーズ記事で、カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞を受賞。

2010年1月27日

ジョブズとオバマの豪華ラインナップ

アップル主催のスペシャルイベントがあと数時間ほどで始まる。

以前このブログにも書いたタブレット型デバイスの発表が予想され、関係者やマスコミをにぎわせている。果たして出版業界にとって運命の一日となるのか。スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションには刺激を受けっぱなしだが、職業柄、今回はこれまで以上に楽しみだ。

アップルの新製品と一緒に明日の見出しを飾るであろうニュースが、オバマ大統領にとって初となる一般教書演説。大手ネットワークが全米に生中継するこのスピーチでは、大統領が議会の前で国の現状と主要課題について見解を述べる。

大きな期待を背負って一年前に就任したオバマ大統領だが、ここにきて国民の支持率に陰りが見え始めている。

景気刺激策として7870億ドルをつぎこんだが、失業率は10パーセントにまで上がってしまい、一般市民は景気回復の実感を得られずにいる。大規模な医療保険制度改革は、民主党と共和党の対立で思うように進まない。

加えて環境問題やアフガニスタンへの軍人の増員など、いっぺんに色々な問題に手をつけて、全てが中途半端だとの印象が国民の不満を高めている。保守陣営に歩み寄ろうとする姿勢が裏目に出たとも批判されている。

今夜の一般教書演説は、今国民が最も望んでいる景気回復に焦点を当てた内容になると思われる。ジョブズにとっては華やかしい一日だが、オバマ大統領には荷の重い一日となりそうだ。

ところで、今年の一般教書演説は2月2日に延期されるとの情報が流れたが、その日は人気テレビ番組「ロスト」の最終シーズンの第一エピソードが放送されるため、インターネット上でファンが憤慨。ホワイトハウスはそれを受けて、大統領が「ロスト」の放送中に演説することはないと、記者会見で保証することとなった。

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