自己紹介

自分の写真

在米ジャーナリスト。オレンジ・カウンティ・レジスター紙で地域行政や調査報道を担当。アメリカで数少ない日本育ちの報道記者として、他にも現地の司法や経済、スポーツなど幅広く取材。カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞、オレンジカウンティ記者団協会の調査報道賞などを受賞。ジャーナリズムコンテストの審査員を務め、アメリカの大学生や高校生にライティングやジャーナリズムの指導も行う。

2010年11月16日

タダで手に入る最高の英語学習教材

よく英語の学習にお勧めの教材は何かと聞かれる。

インターネットに情報がありふれている時代。日本にいても、無料で質の高い英語に触れられるようになった。特にアメリカのメディアは、日本に比べると、寛容に情報を配信しているので、ありがたいことこの上ない。

CNNニューヨークタイムズウォール・ストリート・ジャーナルのような大手メディアは、英語上級者の間で好まれているようだが、NPRという存在を知っている日本人は意外と少ない。

NPRとは、全米公共ラジオ局のことで、アメリカの知識層から絶大な支持を得ている。Fox Newsをはじめとするケーブルニュース局が、センセーショナルな報道に傾倒する一方、NPRは問題の本質を理解することに重点を置いた、civil discourse(知的な対話)と呼ばれるジャーナリズムを追求している。

かといって小難しいテーマばかりを扱うわけではなく、政治、経済、ビジネス、スポーツや音楽、芸能など、幅広い時事ネタを、分かりやすく説明してくれる。ポッドキャストやホームページが充実していて、ほとんどの番組を好きな時に聴くことができる。世界やアメリカで話題のトピックを、日本のメディアとは違った視点で学べるのも醍醐味。

ネイティブ向けなので、話すスピードは速いが、iPodやiPhoneならポッドキャストを0.5倍速で再生できる。ホームページに行けば、番組の要約記事や原稿も手に入る。iPhoneやiPad用アプリの出来が秀逸なので、試してもらいたい。

NPR News - NPR
NPR News for iPhone

ボクは、ちょっと遠出をする時に、iPhoneにダウンロードしたTalk of the Nationという報道番組を2倍速で流し、情報収集や記事のネタ探しに使っている。

留学やビジネスで外国人と親しくなるには、言語だけでなく、相手の文化や社会情勢、流行なども理解する必要がある。その点で、NPRは最高の学習教材だと思う。

このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿