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在米ジャーナリスト。オレンジ・カウンティ・レジスター紙で地域行政や調査報道を担当。アメリカで数少ない日本育ちの報道記者として、他にも現地の司法や経済、スポーツなど幅広く取材。カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞、オレンジカウンティ記者団協会の調査報道賞などを受賞。ジャーナリズムコンテストの審査員を務め、アメリカの大学生や高校生にライティングやジャーナリズムの指導も行う。

2011年1月24日

現地採用は楽じゃない

日本でファーストリテイリングや楽天の国際化が話題になっている。どちらも英語の公用化に踏み切ったり、現地採用を増やしたりしているそうな。

これまでにも日系企業は海外進出を行ってきたけど、現地採用の職員を幹部起用するのは珍しいという印象。重要なポストは、日本から3、4年の期限付きでやってくる駐在員が占める。

裁判所で知り合った女性の息子さんが、ある日系企業に勤めているんだけど、どうにもモチベーションがあがらないらしい。聞くところによると、管理職は代わる代わる日本からやってくる駐在員が独占して、努力しても昇進の道は閉ざされているんだとか。

こういったやり方じゃ、キャリア志向の強い優秀な米国人は応募してこない。アメリカ人は仕事ができなくて、働かないと駐在員がよく愚痴をこぼしているけど、米国の雇用形態や文化を理解すれば、見方も変わってくるかもしれない。

日本で培われた企業理念やシステムを崩したくないという気持ちも分かる。でも文化や社会システムの違いを受け入れてこそのグローバル化じゃないかな。

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