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在米ジャーナリスト。オレンジ・カウンティ・レジスター紙で地域行政や調査報道を担当。アメリカで数少ない日本育ちの報道記者として、他にも現地の司法や経済、スポーツなど幅広く取材。住宅バブル崩壊が南カリフォルニアに与えた影響を調査したシリーズ記事で、カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞を受賞。

2011年7月12日

覚せい剤で徹夜

裁判を傍聴していると、信じられないような話に出くわすことがある。

今日は2004年に起きた強盗殺人事件の公判を取材。検察によると、三人の男女が、ビクタービルのスーパーの駐車場にいた見知らぬ男性を銃で脅して誘拐。被害者を荒野で射殺し、所持金約200ドルとトラックを奪ったという。

被告人の女性は検察と司法取引を行い、罪状を認めて15年の刑に服す代わりに、仲間の男性二人の裁判で証言することを約束した。

彼女の証言によると、被告人たちは車内で被害者にショットガンを突きつけたまま、ファーストフードのドライブスルーに寄ったという。呆れ顔の検察官が、どうしてそんな状況で食事を食べようと思ったのかと聞くと、「分からないけど、お腹が空いていたから」と答えた。

被害者を殺した後、三人は友人の家で覚せい剤を使ってハイになったと彼女は述べた。その後、男性の一人はショットガンと盗んだタイヤ、マリファナを並べてなぜか記念撮影。見事、検察に証拠として提出された。

犯行に使われたと疑われるショットガンを被告人から購入した男性が証言したのだが、検察や警察の目の前で、「いつも覚せい剤でラリってたから、よく覚えてない」と笑いながら告白。陪審員の失笑を誘った。当時は数時間おきに打っていて、五日間連続で起きていたこともあるらしい。

裏世界を疑似体験する毎日だ。

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