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在米ジャーナリスト。オレンジ・カウンティ・レジスター紙で地域行政や調査報道を担当。アメリカで数少ない日本育ちの報道記者として、他にも現地の司法や経済、スポーツなど幅広く取材。カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞、オレンジカウンティ記者団協会の調査報道賞などを受賞。ジャーナリズムコンテストの審査員を務め、アメリカの大学生や高校生にライティングやジャーナリズムの指導も行う。

2011年11月25日

感謝と優しさ

一年前の感謝祭は公選弁護士デーブの家で過ごしたと書いたが、今年はデーブの同僚フィルが夕食会に招待してくれた。二年近い付き合いになる裁判所の人たちは、日本から一人でやってきているボクを哀れんで優しくしてくれる。

フィルは、お金も地位もない弱者の権利を守ることに身を注ぐ、公選弁護士の鏡のような存在。保守的なハイデザートでは貴重な、筋金入りのリベラルでもある。

サンバーナディーノ郡公選弁護士のフィル
フィルの娘さん二人の家族もやってきて、フィルが一週間かけて準備したという感謝祭料理を堪能した。アメリカ人は家族の集まりに他人を招くことをいとわない。こっちに住むようになってから、感謝祭やクリスマスになると、必ず誰かが家族パーティーに呼んでくれる。

裁判所に勤めるある女性は、祖父がいつも感謝祭のパーティーにホームレスを招くのだそうだ。どうしておじいさんはそんなことをするのかと聞くと、「いいことだからと教えられてきたからじゃないかな」という。

ディナーテーブルで食事をしながら、感謝祭にちなんで、一人ずつ何に感謝をするのかを発表した。ボクは、「フィルがこんな素敵な夕食に招いてくれて、みなさんにも出会うことができたことに感謝します」と話した。

ボクも、優しさや自分の幸せを見知らぬ他人に分け与えられるような寛容さを持っていたい。


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