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在米ジャーナリスト。オレンジ・カウンティ・レジスター紙で地域行政や調査報道を担当。アメリカで数少ない日本育ちの報道記者として、他にも現地の司法や経済、スポーツなど幅広く取材。カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞、オレンジカウンティ記者団協会の調査報道賞などを受賞。ジャーナリズムコンテストの審査員を務め、アメリカの大学生や高校生にライティングやジャーナリズムの指導も行う。

2015年11月28日

幸せな海外生活を送るたった一つのエッセンスとは

アメリカに住み始めてから11度目の感謝祭を祝いました。

七面鳥の肉が苦手な奥さんの好みを考慮し、普段はあまりに不健康すぎるということで敬遠しているケンタッキーフライドチキンを大人買い。ジャンクフードを堪能しながら、アマゾンが配信するドラマ「The Man in the High Castle」を一気に見切るという、とても贅沢な一日を過ごしました。

案の定、腹がもたれました。
ぼくは感謝祭からクリスマスまでのホリデーシーズンになると、この国に愛着を持たせてくれた人たちのことを思い出します。感謝の気持ちでいっぱいになります。

アメリカでは、感謝祭やクリスマスを家族で過ごすのが一般的な習慣です。みんな一斉に里帰りするため、飛行機や道路は混雑。日本人にとってのお盆やお正月みたいなものです。その分、米国に家族のいない留学生や独身駐在員なんかにとっては、この時期に寂しい思いをする人も少なくありません。

でもぼくは独身の時もそんな寂しい思いをしたことはありませんでした。一人でいるのが平気な性格もありますが、行事があるたびにアメリカ人の友人たちが家族の集まりに招いてくれたからです。新聞にコラムを連載していた時は、ぼくの家族が日本にいることを読んだ見知らぬ読者たちが、感謝祭やクリスマスの家族パーティーに招いてくれて、何軒もの家をはしごしたこともあります。

そんなアメリカ人の優しさに触れてきたからこそ、ぼくは未だにこの国で暮らし続けています。

ぼくの連載コラムを読んで、クルスマスの集まりに招待してくれたソロリオ一家と2011年に。

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2015年11月12日

上級者にオススメのハマる英語ポッドキャスト10選

スマホの普及によって、誰もがいつでもどこでも英語に触れられる時代になりました。

海外のニュースや特集記事を原文で読むことができて、ソーシャルメディアで世界中の人と気が向いたときに話をすることができる。日本に住んでいるから英語が上達しないなんて、もう言い訳でしかありません。

山ほどある英語学習ツールの中で、ぼくが前からオススメしているのがポッドキャストです。

知らない人のために簡単に説明すると、ポッドキャストとはインターネットに流れるラジオのようなもの。旧来のラジオと大きく異なるのが、ネット環境さえあれば、誰でもコンテンツを作って配信できる点です。

一時期、下火になっていましたが、アメリカではここ最近になって人気が復活してきました。

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2015年11月11日

新聞記者流、今すぐ実践できる英語で会話を弾ませる5つの方法

知り合って間もない人と会話を弾ませるというのは、日本語でもなかなか難しいことです。

ましてや英語となると、相手の言ってることを聞き取るだけで精一杯。面白いことを言って相手を楽しませるなんて無理、と思う人は多いはず。

でも英語が苦手な人でも会話を弾ませられる方法があります。

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2015年11月7日

"What do you do?"にあなたはどう答えますか?話に花を咲かせる2つのポイント

初対面のアメリカ人と話すと、よく"What do you do?"と訊かれます。

直訳すると、「あなたは(普段)何をしているの?」。初めてこの表現を聞いた日本人は、どう答えていいのか分からず、「あなたと話しているけど。。。」などと返事してしまうことがあります。

この質問は、"What do you do for a living?"の省略であって、「あなたは生活のために何をしているのですか?」つまり「どんなお仕事をしているのですか?」と尋ねているのです。

では、どう答えるのがいいのか。その前に、この質問に対する答えから見えてくる日米の仕事観の違いについてちょっと。

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2015年11月4日

衝撃動画:コスタメサで酔った客がUber運転手を殴打

オレンジカウンティでも、UberやLyftといったライドシェアリングの利用が当たり前になってきました。また詳しく書きますが、ライドシェアリングは一度使うと、もうタクシーを利用する気にならないくらい使い勝手がいいです。

便利な一方、アメリカではUberのドライバーに対する待遇が問題視されるようにもなっています。割に合わないとやめてしまうドライバーもいるようです。

先週の金曜日、コスタメサでそれに拍車をかけるような事件が起こりました。

酔った客に業を煮やしたドライバーが、車から降りるように告げたところ、突然殴られたのです。その一部始終を車載カメラが捉えていました。

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2015年11月1日

ミッションビエホで車いすテニス世界大会。あの日本人チャンピオンも出場。

ぼくが取材を担当するミッションビエホは、スポーツの盛んな街です。

1960年代に計画開発が始まった時から、住民が日常的にレクリエーションを楽しめるようにという、当時としては画期的な発想をもとに設計されていました。若い家族を呼び込もうという開発業者の狙いがあったのです。それが功を奏してか、人口10万人弱という小規模な街から、これまでに何人ものオリンピックメダリストやプロスポーツ選手が誕生しています。

そんなミッションビエホでは2013年から、車いすテニスダブルスマスターズが毎年開かれています。全米オープンなどのグランドスラムに次ぐ、ダブルスの旗艦大会で、世界のトップ36選手が出場。今年は、11月3日から7日にかけて開催されます。

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2015年10月31日

海に沈む夕日をゆったり見るにはSalt Creek Beach Parkがオススメ

海を満喫できるスポットがたくさんあるオレンジカウンティ。中でもぼくのお気に入りは、ダナポイントのリッツカールトンに隣接するSalt Creek Beach Parkです。

サーフィンスポットとして、週末は駐車場が取り合いになるほどの人気ぶり。午前中には着いていた方が無難です。

景色が綺麗なので、サーフィンや海遊びをしなくても楽しめます。ジョギングをする人、芝生の斜面でワインを嗜む中年カップル、ピクニックエリアでバーベキューをするグループなど様々です。

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ビジネスパーソンに受けそうな映画「スティーブ・ジョブズ」は80点

日本でも来年2月の公開が決まりましたね、映画「スティーブ・ジョブズ(原題: Steve Jobs)」。




ウォルター・アイザックソンの伝記を参考に、ジョブズが行った三つの製品発表プレゼンテーション前の舞台裏劇を描いています。

ぼくは全米公開となった先週末に観てきました。

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2015年10月27日

「20代は大いにブレなさい」というアメリカ

Netflixで「理想の彼氏」という映画を見ていて、ふと思いました。

バツイチのアラフォー女性が20代半ばのフリーターと恋に落ちるというラブコメで、映画としてはイマイチだったのですが、終わりに描かれていたシーンがいかにもアメリカらしい。ヒロインと別れた主人公の男性は、5年ほど世界を放浪して成長した姿で彼女と再会。まさに今時のアメリカの若者のイメージです。




大学を卒業した日本人とアメリカ人の20代を比べると、大きな違いがあります。

日本だと、新卒で企業に就職して、がむしゃらに働き、社会人として一人前になるための時期だというのが一般的な認識。「安定」した職につかなかったり、旅などしたりしていたら、フラフラしている奴だと白い目で見られるかもしれません。若い時でもブレるのは良しとされないのです。

それに対して、新卒という制度のないアメリカでは、20代というのは自分探しの時期。仕事や住む場所を1、2年で転々とし、色々なことにチャレンジする若者が多くいます。ミュージシャンや俳優になる夢を追いかけたり、海外に英語を教えに行ったりする人も。

自分に合わない、好きじゃないと思ったらスパッとやめて次のことに挑戦します。石の上にも3年などという考えはありません。ぼくの周りでも、最初に就職した会社に2年以上いるという友だちは、ほとんどいません。

高校の先生を辞めて新聞記者になった同僚。逆に記者を辞めて、検察官になるためロースクールに入った元同僚など様々。かくいうぼくも、大学院でスポーツ経営からジャーナリズムに転向しました。

家族やキャリアなど、失うものがないからこそ、大いにブレることができる。それによってやりたいことを見つけ、30代につなげていく。だから親もあまり口出ししないで、暖かく見守るのです。

日本でも転職する人、企業に縛られない働き方を求める人が増えています。10年後くらいには「理想の彼氏」の世界観が当たり前になっているのではないでしょうか。

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2015年10月26日

平日のワイナリーは空いてて最高

夫婦で金曜日に休みを取って、テメキュラのワイナリーに行ってきました。

奥さんはビールだけでなく、ワインも大好き。我が家から一時間半ほどのドライブで行けるテメキュラは、彼女のお気に入りの場所です。

今回は、我が家のワンちゃんを連れて、ペットフレンドリーなOak Mountain Wineryを訪れました。

5号線をテメキュラで降りて、丘陵地に囲まれた田舎道を走ると、両側には馬牧場や緑のブドウ畑が広がってきます。Oak Mountain Wineryの入り口は、そんなワインカントリーの真っただ中にあります。

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2015年10月24日

アメリカには自宅にハロウィン風ライド・アトラクションを作ってしまう強者がいます

スマートニュースを読んでいると、日本でハロウィン人気が高まっているんだなと感じます。ぼくが学生だった頃は、日本のハロウィンといえば、酔っ払った外国人が電車の中で騒いでるくらいのイメージだったのに。今では、大人たちの街中コスプレイベントとして定着してるみたいですね。

アメリカではハロウィンといえば、仮装をした子どもたちが近所の家を回ってキャンディーやチョコをもらうのが一般的。これをtrick or treat(「お菓子をくれないといたずらしちゃうよ」という意味)といいます。

家や庭をハロウィン風に飾る人も多く、さらに熱のある人は自宅をお化け屋敷に変えちゃいます。

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2015年10月22日

今からでも遅くない、というより今だからこそビーチに行きましょう

オレンジカウンティといえばビーチ、ビーチといえば夏。。。

ハンティントンビーチのドッグビーチでたたずむ我が家のわんちゃん。
というのは素人の発想。実は秋こそが、オレンジカウンティの素晴らしい海を満喫できる最高の時期なんです。(うちのコラムニストもこれについて言及しています

夏休みの終わった9月以降は、ビーチから家族連れや観光客がすっといなくなります。その一方、南カリフォルニアの秋は、相変わらず晴天で暖かい天気が続く。地元の人にとっては、今こそがビーチを独り占めして楽しめる時期なのです。

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「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の未来。ロケ地は今どうなってるの?

日本人に最も人気がある映画の一つ、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。

パート2で、主人公のマーティーとドクが旅をする未来が、2015年10月21日。つまり、今日です。ぼくのフェイスブックのフィードは、朝からオタクのアメリカ人たちによる、関連投稿で溢れかえっています。

他の新聞と同じく、レジスターも一面は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」一色でした。それだけ影響力のある映画ってことですね。COURTESY OF ORANGE COUNTY REGISTER

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2015年10月21日

アルプス気分でビールを楽しむなら、Big Bearのオクトーバーフェストがオススメ

ビール好きの奥さんが主権を握る我が家では、秋といえばオクトーバーフェスト。アメリカでも、この時期になると各地で開かれます。

奥さんの仕事の苦労をねぎらおうと、ぼくの運転でビッグベアーのオクトーバーフェストに行ってきました。ここのオクトーバーフェストは全米でも有数の人気。ビッグベアーはアーバインから車で二時間弱の山中にある避暑地で、冬はスキー客で賑わいます。

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2015年10月12日

話題の映画「マイ・インターン」は60点

アリソビエホの映画館で、The Intern(邦題「マイ・インターン」)を観てきました。

働く女性に大ヒットした『プラダを着た悪魔』の続編なのではないかとすら思わせる設定に、普段は映画館に興味を示さない奥さんも珍しく乗り気でした。

あらすじはいたってシンプルで、アン・ハサウェイ演じるファッションサイトの若き創業者が、70歳のインターン社員との交流を通じて成長していくというもの。制作側は、女性に加えて、シニア層をターゲットにしたのでしょう。場所柄もあり、観客には若い女性よりも年配者が多かったです。

映画の出だしは、ロバート・デ・ニーロ演じるインターンに焦点が当たり、退職した人生に物足りなさを感じるシニア層の心情をうまく描いていました。それが徐々に仕事と結婚生活の両立に苦しむ女性主人公へと比重が移っていきます。仕事に忙殺される主人公の葛藤に、共感する女性は多いでしょう。

残念なことに、女性キャラクターが等身大で描かれているのに対し、中盤から後半にかけてデ・ニーロのキャラがどんどんフラットになっていきます。昔ながらのスタイルを貫くダンディーなおじさんが、会社で働く若者たちにアドバイスを送り、人気者になっていくという非現実的な展開。これでは、年配者たちも共感しきれずに、中途半端な気持ちで映画館を去ったでしょう。アンバランスな仕上がりでした。それでも、ハサウェイとデ・ニーロの存在感だけで、及第点に達するのはさすがです。



映画とは全く関係ありませんが、久しぶりに映画館でポップコーンを買って、改めてその大きさにびっくりしました。ドリンクが二つ付いてくるセットなので、二人分ということなのでしょうが、入れ物がまるでバケツです。食べても食べても減りませんでした。

小柄な奥さんが持つとその大きさが際立つポップコーンとコーラ。

アメリカンサイズ、恐るべしです。

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2015年10月3日

L.A.セレブにも人気、立ち乗りスクーター

セグウェイという乗り物を見たことがありますか。

ハンドルのついた電動立ち乗り二輪車で、アメリカでは警察官やモールの警備員などが乗っているのを見かけます。日本でも公園などで利用できるところがあるようです。



未来の乗り物として期待されていたのですが、一台数十万円と高額な割にスピードが出ないため、一般に普及することはありませんでした。2010年には、製造会社のオーナーがセグウェイを運転中に転落死するという皮肉な事件が。

セグウェイはビジネスとして失敗しましたが、最近アメリカではそれに似た製品が話題になっています。

Self-balancing scooterと呼ばれる立ち乗りスクーターで、セグウェイと同じように体の重心をコントロールして操縦しますが、ハンドルがついていません。ジャスティン・ビーバーなどのセレブがインターネットに動画を公開し、ここ半年ほどで普及しました。うちのアパートの敷地内でも、子どもやティーネイジャーたちが乗っている姿を見かけます。



アーバインのモールで売られていた立ち乗りスクーター。
どうやら中国の会社が開発したのが始まりのようで、最近では何社も似たような製品を出しています。セグウェイと違って、値段が600ドルから1500ドルくらいと一般人でも手が出る範囲。300ドルくらいのものでも、十分に使えるようです。

調べてみたら日本でも買えるみたい。ブームの予感がします。

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2015年9月29日

法王はセレブ中のセレブ

アメリカを騒がせた6日間のお祭りがようやく終わりました。

初めて米国を訪問したローマ法王フランシスコがバチカンに帰国。自らがアメリカとの国交回復の仲介役を務めたキューバを訪れた後、ワシントンDC、ニューヨーク、フィラデルフィアで熱烈な歓迎を受けました。



テレビは生中継で法王の一挙手一投足を報じ、多くの新聞は関連ニュースを連日トップで扱っていました。セキュリティー体制はどうだとか、何を食べただとか、日本の皇室報道を彷彿とさせます。

安倍首相がおこなって日本で話題となった米上下両院合同会議でのスピーチ。今回は、その時とは比べものにならない地元メディアの取り上げぶりでした。



うちの新聞も、地元カトリック教徒の興奮ぶりや、法王に会いに東海岸に行くという人々を一ヶ月間程前から記事にし続けました。サン・ホワン・カピストラーノに伝道所を作った修道士フニペロ・セラが、フランシスコ法王によって聖人の地位にあげられたことも、オレンジカウンティでは話題になりました。

あまり海外の有名人に関心を示さないアメリカ人ですが、イギリス王室と法王は別格。セレブ大国アメリカで、最大級の歓迎を受けます。

米国では、プロテスタント教徒がほぼ人口の半分を占めますが、カトリック教徒も20パーセント以上。流入の続く中南米移民にもカトリック教徒が多いです。

ボストングローブ紙の調査報道がきっかけで明るみに出た性的虐待事件によって、米国のみならず世界中で評判を落としたカトリック教会。そんな負のイメージをくつがえそうとするフランシスは、まさにバチカンにとって救世主なのです。

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2015年9月24日

Rancho Mission Viejo: オレンジカウンティ最新の計画都市がオープン

ロサンゼルスの郊外として発達したオレンジカウンティ。過去60年ほどで、開発は郡の隅々にまで広がりました。

そんなオレンジカウンティで最新の計画都市が、郡の南に位置するランチョ・ミッション・ビエホ。サン・ホアン・カピストラーノの東にある丘陵地を切り開いて造成が進んでいます。最終的には、1万4000戸もの家やアパートが建てられる予定です。

オレンジカウンティで問題になっている、不動産価格の高騰と住宅不足を緩和するのではないかと期待されています。

ランチョ・ミッション・ビエホは、いくつかのヴィレッジで構成され、先週末に第2のコミュニティー、Esencia(エッセンシア)が一般向けにオープンしました。興味のある人は、モデルハウスをまわって家を予約することができます。


地図は開発業社であるRancho Mission Viejo Companyの位置新しいヴィレッジはその周りに広がっています

ビジターセンターに飾られているエッセンシアの完成図。
ぼくは取材担当地域ということで、開発業者に招待されて先行ツアーに参加。

まだ完成には遠いですが、舗装された道沿いに42のモデルハウスが立ち並んでいました。昨年訪れた時は、まだ未開発だった丘陵地が、わずか一年でここまで様変わりするのかとびっくりしました。エッセンシアは丘の斜面に造られているので、眺めのいい日には、ダナポイント沖の海がわずかながら見えます。

エッセンシアはランチョ・ミッション・ビエホの中でも特に高い位置にあるので、眺めがいいです。写真に写っているのは、開発業者の副社長。
家の値段は、50万ドル弱(6000万円)から120万ドル(1億4000万円)。フリーウェイや海から少し離れているので、南カウンティの新築としては低めの設定です。

ベッドルーム4つ、バスルーム5つで350平米と最も大きな物件を見せてもらいました。外から見るとそんなに大きくは感じませんが、二階を歩いていると迷子になりそうな作りでした。二階のバルコニーからは、180度景色が見渡せます。裏庭には、眺めのいいプールと、fire pit(薪ストーブ)を囲んでくつろげるスペースが。

豪邸に住みたいという願望はないんですが、見て回るのはなぜか心がウキウキします。

一階のリビング。いかにもアメリカの家といった感じ。
外にはプールと薪ストーブ。薪ストーブを囲んでくつろげるスペースの床には、数センチの水がたまるようになっていて、暑い日には涼しさを演出します。
ランチョ・ミッション・ビエホの各ヴィレッジには、住民が集うためのクラブハウスやカフェ、公園や散歩道、それに共同農場(community farm)などがあります。共同農場にお金を払って参加すれば、好きな時にだけ畑を耕すことができるそうです。収穫された野菜や果物は、参加者全員に均等に配分されるとのこと。

エッセンシアの共同農場。職員が常駐しているので、住民は好きな時だけ耕すことができる。
ランチョ・ミッション・ビエホを開発するRancho Mission Viejo Companyコミュニティーと会社の名前が一緒でややこしいがもともと南カウンティの大部分を牧場として所有していました郊外化の流れが押し寄せる中でただ空き地を売り渡すのではなく自らが開発に携わる道を選択これまでにミッションビエホランチョ・サンタ・マルガリータラデラランチといった計画都市を造ってきて今回が最後の大規模プロジェクトになります

開発担当者は、人々の嗜好の変化とともに、コミュニティーの形も変わってきていると言います。

これから大量に退職を迎えるベイビーブーマーたちは、これまでの中高年層と違って、自分たちを老人だとは考えません。マウンテンバイクといったアクティブスポーツを嗜み、若者と一緒に地ビールバーなどでナイトライフを楽しみます。55歳以上専用区域には、あえてゲートを作らなかったそうです。

日本では若い人の車離れが進んでいますが、アメリカでもそれは同じ。ランチョ・ミッション・ビエホには、ヴィレッジ同士をつなぐ自転車道があり、ゴルフカートで移動している人もいました。メルセデス社は、ランチョ・ミッション・ビエホと提携して、近隣のショッピングセンターにシャトルサービスを運行しています。

都会だけでなく、郊外の姿も変わってきているってことです。買うつもりがなくても、モデルハウスに足を運ぶと、アメリカの住宅事情がわかって面白いですよ。

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2015年9月21日

記者らしく夜も働いてみました

やはり土曜日のオフィスは、ひっそりとしている。

昨日から3ヶ月間の休日出勤が始まり、そう感じました。うちの報道局では、フルタイムの記者に、2年に一度くらい週末シフトが回ってきます。Breaking news(速報)かgeneral assignment(一般報道)かを選んで、土曜か日曜のいずれかに働きます。事件は毎日起こり、新聞も365日休みなく発行されるです。

僕は以前にも担当した、土曜夜の速報を選びました。

独身の時は何の苦にもならなかった、というより他の人が働いている平日に休みを取れる優越感にひたることができた週末シフト。でも、結婚してからは、奥さんと貴重な休みが合わないというのは不都合極まりないです。ちょっとした泊りがけの旅行などに行きづらくなります。ビール好きの奥さんを、各地のオクトーバーフェストに連れて行ってあげられないのが残念。

普段は200人近くが働く報道局オフィスですが、土曜日は数えるくらいしか出勤していません。報道記者はぼく一人。だだっ広いフロアに島型に並べれたデスクの一つを選んで、ポツンと座って作業します。新聞業界の将来を不吉に表さんとばかりに照明が暗いのが気になります。


僕の役目は基本的には電話番。3時間に一回くらいオレンジカウンティ各市の警察署と消防署に電話をかけて、事故や事件が起きていないかを確認します。大事件の際は、自宅待機している記者を現場に向かわせます。あとはツイッターやフェイスブック、交通機動隊の情報サイトをチェック。

この日は午後2時からシフトがスタートして、大事もなく夜を迎えました。Pacific Coast Highwayの交差点で信号が切れて渋滞、ラグナヒルズのガソリンスタンドで車から出火、高速57号で衝突事故といった小さな記事をレジスターのブログに載せました。

ところが9時過ぎになって、サンタアナで銃撃事件、コスタメサのコンビニで強盗が発生。グーグルマップで調べると、強盗事件が起きたのは、行きつけのラーメン山田屋の近くではないですか。電話越しに警察から話を聞いていると、あまりリアリティが湧かないのですが、よく知っている場所だと急に身近に感じるものです。

結局、定刻の11時をとうに過ぎてから帰路に着くことに。車の中で、明日は奥さんと山田屋にラーメンを食べに行こうと決めました。

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高速配送サービスのAmazon Prime Nowがオレンジカウンティに!

Googleファイバーのニュースに引き続き、家庭用品や電化製品などを1、2時間で届けてくれるアマゾンのサービスが、O.C.で利用できるようになりました。

Amazon Prime Nowは、昨年12月にマンハッタンで始まったプライム会員向けのサービス。数万ものあらかじめ指定された商品を、注文を受けてから2時間以内に無料で配達してくれます。1時間以内を希望する場合は7.99ドルかかります。

今回、アーバイン、アナハイム、サンタアナ、コスタメサ、ニューポートビーチとオレンジを含むロサンゼルス都市圏でサービスが開始されました。車がないと買い物にも行けないこの地域には、まさに朗報です。

さっそく専用のアプリをダウンロードして、ZIPコードを入れてみたら、ちゃんと利用できると表示されました。残念ながら、アーバインでは1時間配送はやっていないようです。

我が家はプライム会員ではないので、実際に注文することはできません。でもテレビや映画が見放題、しかも音楽も電子書籍も無料な上に高速配達までついてくるとなれば、99ドルはあまりに安い。Apple TVやNetflixを使っていなければ、今すぐにでも契約するでしょう。

国土の広いアメリカには、日本の宅急便のような細かな流通網はありません。それをアマゾンは変えようとしているのです。

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2015年9月19日

Googleファイバーがアーバインにやってくる!?

アーバイン市民に朗報です。Google社が、独自の超高速インターネット回線を提供するエリアの候補として、アーバインを選んだと発表。実現すれば、南カリフォルニアで初めての街となります。

Google Fiberは1Gbpsと、通常のブロードバンド回線に比べて、およそ100倍のスピードがでるといいます。家庭用ルーターで、その速度をどこまで発揮できるかは分かりませんが、映画一本を数秒でダウンロードできるとのこと。ケーブルテレビを契約せず、Apple TVでNetflixやYouTubeをストリーミングしている我が家にとっては、のどから手が出るくらい欲しいサービスです。

値段はインターネット回線だけだと、月々70ドル。テレビサービスを加えると130ドルになります。

Googleファイバーは、3年前にカンザスシティーで始まり、テキサス州オースティンとユタ州プロボに進出。アトランタとテネシー州ナッシュビルでも工事中です。今回は、アーバインに加えて、サンディエゴとケンタッキー州ルイビルが選ばれました。

Googleのブログ記事によると、ターゲットにしているのは、起業文化に富み、テクノロジーの中核として成長中の街だといいます。

静かな郊外の街というイメージの強いアーバインですが、実はテック系企業がいくつもオフィスを構えています。スタートアップも多い。そこで働く、若くて裕福なyoung professionalsと呼ばれる人々が、この街には多く住んでいるのです。市の人口は、この5年間で18パーセント増えています。

Googleファイバーがやってくるというニュースで、これまであぐらをかいていたライバル会社たちも、焦ってインターネットサービスを改善させてくるはずです。アメリカは日本、特に東京に比べると、家庭用のインターネット回線が圧倒的に遅い。その割に料金が高いから腹立たしい。Googleファイバーが広まれば、それも一変するかもしれません。

我が家が使っているCox社は、すでにアーバインのアパートで、カリフォルニア初の住宅向け1Gbps回線を試験的に提供しています。年内にエリアを広げると、広報がうちの新聞に伝えています。

Googleファイバーの実現に向けた次のステップとして、市がGoogleが出す要望に応じなければなりません。工事の邪魔をせず、スムーズに認可しろというもの。これまでGoogleに選ばれた地域はどこも協力的で、Googleが最終オッケーを出すまでに、1年くらいかかったとレジスターは報じています。

期待は膨らみます。

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2015年9月16日

オレンジカウンティはビーチバレーのメッカなんです

学生の頃に、元バレーボール日本代表である西村晃一さんの特集をテレビで見たのを今でも覚えています。175センチとバレーボール選手としては小柄ながら、日本人トップレベルの身体能力を持つ。凄まじい瞬発力と肉体でした。

その西村さんの試合を、10年以上たって生で見ることができました。西村さんはハンティングトンビーチで開かれた、AVP Championshipsという世界最高峰のビーチバレーの大会に出場。42歳ながら9位という結果を残しました。

やってみると分かるのですが、砂の上でジャンプするのは、想像以上に難しい。それでも西村さんは2メートルほどの選手を相手に、鋭いスパイクを打ち込んでいました。生き生きとした表情としまった体は、年齢を感じさせません。



O.C.はロサンゼルスと並んで、ビーチバレーのメッカです。ビーチに行くと、老若男女が水着姿で2対2のゲームを楽しんでいます。腹の出たおっちゃんでも軽快に動いているからびっくりです。ちなみに、選手として日本でも人気があったカーチ・キライは、サンクレメンテの住民とのこと。

動きの激しいビーチバレーですが、トップ選手のリストを見ていると、その多くがアスリートとしては高齢な30歳半ば以上だと気づきます。体力以上に、頭と経験がものをいうスポーツだということでしょう。

ハンティングトンビーチ大会では、男子で優勝したペアの一人ジョン・ハイデンは43歳でした。決勝で対戦したペアも、二人とも30歳以上。

そのうちの一人、ライアン・ドアティーはなんと元プロ野球選手。身長215センチの左腕が、ルームメイトと遊びでバレーボールを始めたのは、マイナーリーグをクビになった後だそうです。2012年からAVPツアーに参加し、現在のランクは3位。アメリカという国は、こういう怪物を生む土壌があるのです。

彼らをみていると、今からでも遅くないのだと、元気をもらえます。

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2015年9月14日

薄らぎゆく9・11

多くの日本人が、2011年3月11日に何をしていたかを覚えているように、アメリカ人にとってもそういう日があります。

日本軍による真珠湾攻撃。ケネディ大統領暗殺。そして、2001年の同時多発テロ。

テロ事件以降、9月11日はPatriot Day (愛国の日)に指定されています。星条旗は反旗の位置に下ろされ、世界貿易センターに第一機が突入した東海岸午前8時46分には、犠牲者のために黙祷が捧げられます。今年も、オレンジカウンティのあちこちで、被害者を弔い、救助に当たった消防士や警察官、対テロ戦争に従事した軍人を讃える集会が開かれました。

僕は、担当地域のランチョサンタマルガリータ市が催したセレモニーを取材。地元のボーイスカウトとその家族を中心に、数百人が街の公園に集まりました。

現役軍人や市長がスピーチをし、9・11や対テロ戦争の犠牲になった住民の名が読みあげられました。感極まって涙を流す参加者も。

そんな中、僕の印象に残ったのは、厳かな式の最中に聞こえてきた歓声。公園内にあるフットサル場で試合が行われていました。

9・11ほどの事件でも、時が経てば人々の記憶とともに薄らいでゆくものです。今の高校生や大学生には、14年前の事件を覚えていない者も多いはず。小・中学生などは生まれてすらいなかった。

現実はいずれ歴史になります。

それでも9・11のセレモニーに参加していると、空港のセキュリティーは緩く、大都市でもテロに怯えることがなかった時代を思い出します。あの日以前の世界があったことを再確認させてくれるのです。

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2015年3月9日

California Gogi: 韓国料理を現代風にアレンジしたファースト・カジュアル・レストラン

カリフォルニア大学アーバイン校の側にある、California Gogiという韓国風の店で夕食をテイクアウト。
UCアーバインにはアジア人の学生が多いので、近くのショッピングセンターにもそういう層を狙った店がたくさんあります。

プルコギやチキンなどの主菜を、ご飯やタコス、サンドイッチパンなどと自由に組み合わせられます。サブウェイのシステムに近い。更には、韓国のパンチャンなど12種類の副菜から6品を選ぶことができます。日本人なら、2人でワンオーダーで十分かもしれないくらいの量。それで全部で$7-8ドルなのだから、コストパフォーマンスは抜群です。
好きな主菜と主食を組み合わせられます。

丼は二段重ねになっていて、上段には自分で選んだ6種類の副菜が。

ぼくは玄米の上に、プルコギとマリネードチキンをのせました。

アメリカでは、ロスやニューヨークといった都会に住む若者を中心に、ファースト・カジュアル・レストランが人気を博しています。ファーストカジュアルは、サーバーによるテーブルでの接客はないものの、ファーストフードに比べて新鮮な食材や、凝ったメニューを提供。マクドナルドが苦戦を強いられるなど、アメリカでは健康・グルメ志向が高まっています。

それに加え、アジア人の多い南カリフォルニアでは、アジアと西洋の料理を融合した、フュージョン料理がブーム。California Gogiは、まさにそうした流れを汲んだレストランなのです。

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2015年3月2日

経験者もびっくり、ホームラン連発のパワーソフトボール

先月から、レジスターのスポーツ記者たちが結成した草ソフトボールのチームに参加しています。毎週日曜日に、Cerritosという町で試合があります。

スローピッチソフトボールといって、ピッチャーは山なりのボールを投げなければいけません。通常ルールだと、ピッチャーの実力でほぼ試合が決まってしまうソフトボールを、レクリエーション用にアレンジしたものです。バッターが打ちまくるので、守備は10人。大抵のチームは外野手を四人置きます。アメリカでは、男女やレベルを問わずに参加できるレクリエーションスポーツとして人気です。

チームで唯一の報道記者であるぼくは、大学でソフトボールをやっていたので、素人相手にはそれなりの自信があります。それでもびっくりするのが、アメリカ人のパワー。上位から下位打線まで、普通のおっちゃんが、日本では見たことのないような柵越えホームランを放ちます。大して守備のうまくない素人が、ライトから三塁までノーバンで送球するようなことも目にします。こうしたフィジカルの差を見せつけられると、日本人の野手が、メジャーでなかなか活躍できないのも納得してしまいます。

ちなみにうちのチームには、なぜかそうしたパワフルな選手はいません。セコセコと内野手と外野手の間に落とすようなバッティングをする輩が集まっています。スポーツ記者らしい頭脳ソフトをみせたいものです。

めったに雨の降らない南カリフォルニアでは、雨天キャンセルの心配はほとんどありません。今日も予報では雨でしたが、なんとか持ちました。

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