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在米ジャーナリスト。オレンジ・カウンティ・レジスター紙で地域行政や調査報道を担当。アメリカで数少ない日本育ちの報道記者として、他にも現地の司法や経済、スポーツなど幅広く取材。住宅バブル崩壊が南カリフォルニアに与えた影響を調査したシリーズ記事で、カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞を受賞。

2015年9月19日

Googleファイバーがアーバインにやってくる!?

アーバイン市民に朗報です。Google社が、独自の超高速インターネット回線を提供するエリアの候補として、アーバインを選んだと発表。実現すれば、南カリフォルニアで初めての街となります。

Google Fiberは1Gbpsと、通常のブロードバンド回線に比べて、およそ100倍のスピードがでるといいます。家庭用ルーターで、その速度をどこまで発揮できるかは分かりませんが、映画一本を数秒でダウンロードできるとのこと。ケーブルテレビを契約せず、Apple TVでNetflixやYouTubeをストリーミングしている我が家にとっては、のどから手が出るくらい欲しいサービスです。

値段はインターネット回線だけだと、月々70ドル。テレビサービスを加えると130ドルになります。

Googleファイバーは、3年前にカンザスシティーで始まり、テキサス州オースティンとユタ州プロボに進出。アトランタとテネシー州ナッシュビルでも工事中です。今回は、アーバインに加えて、サンディエゴとケンタッキー州ルイビルが選ばれました。

Googleのブログ記事によると、ターゲットにしているのは、起業文化に富み、テクノロジーの中核として成長中の街だといいます。

静かな郊外の街というイメージの強いアーバインですが、実はテック系企業がいくつもオフィスを構えています。スタートアップも多い。そこで働く、若くて裕福なyoung professionalsと呼ばれる人々が、この街には多く住んでいるのです。市の人口は、この5年間で18パーセント増えています。

Googleファイバーがやってくるというニュースで、これまであぐらをかいていたライバル会社たちも、焦ってインターネットサービスを改善させてくるはずです。アメリカは日本、特に東京に比べると、家庭用のインターネット回線が圧倒的に遅い。その割に料金が高いから腹立たしい。Googleファイバーが広まれば、それも一変するかもしれません。

我が家が使っているCox社は、すでにアーバインのアパートで、カリフォルニア初の住宅向け1Gbps回線を試験的に提供しています。年内にエリアを広げると、広報がうちの新聞に伝えています。

Googleファイバーの実現に向けた次のステップとして、市がGoogleが出す要望に応じなければなりません。工事の邪魔をせず、スムーズに認可しろというもの。これまでGoogleに選ばれた地域はどこも協力的で、Googleが最終オッケーを出すまでに、1年くらいかかったとレジスターは報じています。

期待は膨らみます。

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