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在米ジャーナリスト。オレンジ・カウンティ・レジスター紙で地域行政や調査報道を担当。アメリカで数少ない日本育ちの報道記者として、他にも現地の司法や経済、スポーツなど幅広く取材。カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞、オレンジカウンティ記者団協会の調査報道賞などを受賞。ジャーナリズムコンテストの審査員を務め、アメリカの大学生や高校生にライティングやジャーナリズムの指導も行う。

2015年11月28日

幸せな海外生活を送るたった一つのエッセンスとは

アメリカに住み始めてから11度目の感謝祭を祝いました。

七面鳥の肉が苦手な奥さんの好みを考慮し、普段はあまりに不健康すぎるということで敬遠しているケンタッキーフライドチキンを大人買い。ジャンクフードを堪能しながら、アマゾンが配信するドラマ「The Man in the High Castle」を一気に見切るという、とても贅沢な一日を過ごしました。

案の定、腹がもたれました。
ぼくは感謝祭からクリスマスまでのホリデーシーズンになると、この国に愛着を持たせてくれた人たちのことを思い出します。感謝の気持ちでいっぱいになります。

アメリカでは、感謝祭やクリスマスを家族で過ごすのが一般的な習慣です。みんな一斉に里帰りするため、飛行機や道路は混雑。日本人にとってのお盆やお正月みたいなものです。その分、米国に家族のいない留学生や独身駐在員なんかにとっては、この時期に寂しい思いをする人も少なくありません。

でもぼくは独身の時もそんな寂しい思いをしたことはありませんでした。一人でいるのが平気な性格もありますが、行事があるたびにアメリカ人の友人たちが家族の集まりに招いてくれたからです。新聞にコラムを連載していた時は、ぼくの家族が日本にいることを読んだ見知らぬ読者たちが、感謝祭やクリスマスの家族パーティーに招いてくれて、何軒もの家をはしごしたこともあります。

そんなアメリカ人の優しさに触れてきたからこそ、ぼくは未だにこの国で暮らし続けています。

ぼくの連載コラムを読んで、クルスマスの集まりに招待してくれたソロリオ一家と2011年に。
でも周りの日本人を見渡すと、ホリデーシーズンを一人で、もしくは日本人同士で過ごししている場合が多いのが実状です。孤独な経験が積み重なって、アメリカを嫌いになってしまう人もいます。やはり言葉も文化も通じる友だちのいる日本の方が心地いい。日本人とアメリカ人は根本的に違うから友だちになれないのだと決めつけてしまうことも。

日本がどんどん内向きになっているとよく耳にしますが、残念ながらぼくがアメリカで見てきた現実とも一致します。

ヒトはやはり社会的な動物。孤独感は何よりも辛く、心を許せる家族や友だちが必要なのです。アメリカに限らず、海外生活を楽しめるかどうかは、友だちができるかどうかにかかっている。

そう言うと、「やはり英語か。。。」と思われるかもしれません。

もちろん言語ができるに越したことはことはない。でも言語ができても、友だちができない、人付き合いの苦手な人はいます。

ぼくは海外で生活する中で、そしてジャーナリストとして何千人もの現地人にインタビューしてきた経験から、コミュニケーションには言語と同じくらい、もしくはそれ以上に大切なスキルがあることを学びました。英語だろうと日本語だろうとそれは同じ。

このブログでは、ぼくが米国での生活や仕事を通じて培ったコミュニケーションのノウハウを紹介していきます。

ぼくのように海外生活を楽しめる人が一人でも増えることを願って。今の生活を変えたい人が、日本の外にもチャンスがあるということに気づき、それに挑戦できるように。

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