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在米ジャーナリスト。オレンジ・カウンティ・レジスター紙で地域行政や調査報道を担当。アメリカで数少ない日本育ちの報道記者として、他にも現地の司法や経済、スポーツなど幅広く取材。カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞、オレンジカウンティ記者団協会の調査報道賞などを受賞。ジャーナリズムコンテストの審査員を務め、アメリカの大学生や高校生にライティングやジャーナリズムの指導も行う。

2017年9月5日

ICU卒業生が小室圭さんの経歴を見たら世間と全く印象が違った件

小室圭さんと眞子さまの婚約ニュースが日本で話題になってますね。

国際基督教大学(ICU) 卒業生としては、知る人ぞ知る母校が、メジャーになりつつあることにちょっと複雑な思いもあります。

でも同じくICUの同級生と結婚した身としては、やはり嬉しいニュースです。

同時に、小室さんの経歴に関する報道やネットに出回る情報を見ていて、すごく違和感を感じました。

小室さんの大学時代の写真が「チャラい」と形容されたり、新卒で入ったメガバンクをやめたことが不審だと思われたり、収入面での不安の声など。

一方、僕ら夫婦はそういう小室さんの話を読んで、「いかにもICU生ぽいなぁ」と嬉しくなりました。

数年前に久しぶりに母校を訪れました。
ICUは偏差値では早慶上智と比較されますが、知名度ではかなり劣っています。また入試問題が独特なので、併願校としては対策がしづらい。

それでもICUに来たいという人は、単に偏差値で選ぶのではなく、英語が学びたい、国際的な仕事がしたい、リベラルな雰囲気の中で学びたいという目的意識を持っています(もちろん第一志望に落ちたからという人もいますが)。

その結果、ブランドを気にしない、周りの意見に流されない学生が多かったように思います。

だからICU生は変わり者、扱いづらいと言われることもあります。男女ともに自分の意見をはっきりいうし、あまり群れない。そのかわり、他人のことにもあまり口出しをしない。

そんな仲間に囲まれている大学生活が、自分にとっては心地よかったのを覚えています。

卒業後にアメリカに来て気がついたのは、こっちではICU生の感覚の方がスタンダードであるということ。

だからICU生は海外に行っても、難なく適応できる人が多い。日本人だけと群れずに、現地の人と友達になれる。

僕は小室さんにも眞子さまにも会ったことはありませんが、2人に関する記事を読んでいて、まさにICUらしいなと思うのです。

例えば、ICUは他大と比べて男女の距離が近い。アメリカのように、ファーストネームで呼び合うのが当たり前です。

女友達と写真を撮るのがチャラいのならば、ICU生はみんなチャラいことになってしまいます。卒業アルバムを見返すとそんな写真ばかり。学ランを着て硬派を気取る学生はいません。
大学時代に英語クラスの仲間たちとの懐かしい一枚。男女でもファーストネームで呼び合うのが普通でした。

また知り合いの卒業生を見ても、一流企業に入ったけど、他にやりたいことが見つかって1、2年でやめる人は珍しくありません。

大学院に行ったり、留学したり、自分の好きなことをさせてもらえる小さな会社に再就職したりと、社会の常識にとらわれずに好きなことをして生きている。

そんな仲間には、今でも刺激をもらっています。ICUに行ったからこそ、海外でチャレンジすることができたと思っています。

小室さんが銀行をやめて、弁護士事務所でパラリーガルをしながら大学院に通うのも、今だけを見たら、確かに給料も低くて安定もしていないかもしれない。でも5年後に小室さんが世界を股にかけて活躍する弁護士になっていたとしても全く不思議ではありません。

そんなICUらしい相手を選んだ眞子さまも卒業生として誇らしく思います。

ICU同士のカップルはうまくいくという、母校愛たっぷりのうちら夫婦のセオリーをぜひ二人にも証明してもらいたいと、まこと勝手に願っています。

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