自己紹介

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在米ジャーナリスト。オレンジ・カウンティ・レジスター紙で地域行政や調査報道を担当。アメリカで数少ない日本育ちの報道記者として、他にも現地の司法や経済、スポーツなど幅広く取材。カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞、オレンジカウンティ記者団協会の調査報道賞などを受賞。ジャーナリズムコンテストの審査員を務め、アメリカの大学生や高校生にライティングやジャーナリズムの指導も行う。

2017年1月21日

3分で分かるトランプ大統領就任

ついにドナルド・トランプ氏が米大統領に就任しました。

一年半前に彼が大統領選出馬を表明した時に、この日が来ることを予想した人は、ほとんどいなかったはず。これまでの大統領就任式と違い、今日はトランプ氏がどんな発言をするのだろうか、何か起きるのではないかとハラハラしながら見ていました。

果たしてこれからアメリカがどうなっていくのか、日本でも気になる人は多いと思います。そこで今日の就任式から見えたトランプ政権の姿と米国民の反応を内部の視点から紹介します。

アメリカ優先を強調した就任演説

分かりやすいけど具体性に欠けるというトランプ節が炸裂したスピーチでした。知識層は稚拙と感じるかもしれませんが、選挙で彼を支持した人々の心には響くメッセージが盛り込まれていました。

要約すると、「アメリカは仕事を海外に取られ、教育も崩壊し、犯罪や麻薬に苦しんでいる。それはワシントンの政治家が国民よりも自分たちや他国の利益を優先してきたから。私はアメリカの利益を最優先する。つまり、これまで忘れ去られてきたあなたたち国民が政治の主役になるということだ」という感じです。

オバマ政権下でアメリカ経済回復の恩恵を受けられなかった人々は、その怒りの矛先を政府や移民などに向けました(詳しくは時事通信に寄稿した記事で説明してます)。トランプ氏は選挙中だけでなく、就任式でもそうした層にアピールしたのです。

メディアの反応は?

選挙中には、トランプ氏の過激な発言に振り回されている感のあったアメリカの現地メディア。

今回の就任演説に関しては、暗くて攻撃的なネガティブな内容だったとの報道が目立ちました。特に、トランプ氏が近くにも座っていたワシントンの政治家たちを真っ向から否定したことには驚いたようです。

これからより一層、メディアがトランプ大統領の一挙一動に厳しい目を向けていくことは間違いありません。マスコミをけなすことで人気を得てきたトランプ大統領とメディアの関係がどうなっていくのか、私もジャーナリストの一員として注目しています。

市民の反応は?

トランプ氏を支持しているか、そうでないかで、今日という日の見え方が正反対だったということがフェイスブックのフィードから伝わってきました。

彼の支持者にとっては、これから4年間への希望に満ち溢れた就任式だったに違いありません。オレンジ郡でも、トランプ支持者たちが集まって就任式視聴パーティーを開いていました。そこでは、トランプ氏の経済政策と不法移民取り締まりの強化に期待する声が聞かれます。

逆にトランプ氏に反対する人々にとっては、おぞましさを感じる一日となりました。とんでもない人が大統領になってしまったという恐怖を感じた人々が、各地で抗議デモに参加。彼らは、移民への規制が厳しくなるのではないか、ムスリムやヒスパニック、黒人などへの差別が悪化するのではないか、環境規制が撤廃されてしまうのではないかと心配しているのです。

明日は、女性蔑視やマイノリティ差別への抗議を掲げ、トランプ大統領に反対する人々による大規模な「女性の行進」が全米各地で行われます。

これからどうなる?

これまで発言をコロコロ変えたり、具体的な政策案を示してこなかったトランプ氏。彼が大統領になって実際に何をするのか、(もしかしたら本人も含めて)誰も分かっていません。

就任直後にオバマケア(医療保険制度改革法)を見直す大統領令を出したところを見ると、ある程度は公約通りに物事を進めそうです。刷新されたホワイトハウスのホームページに載せられた政策からもそれは伝わってきます。上・下両院を共和党が押さえているため、やる気さえあれば、かなり早いペースで物事が進むかもしれません。

日本との関係も変わることが予想されますので、これからの動向から目が離せません。

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2017年1月16日

ジャーナリストが教える 英語で電話をする7つのコツ

英語での電話を苦手とする方は多いのではないでしょうか。

相手の表情や仕草が見えないため、言葉だけでやり取りをしなければなりません。さらには、携帯電話では相手の音声が聞こえづらいことも。相手の英語に強い訛りがある場合などは、何を言ってるか全く分からないかもしれません。

僕の奥さんも、相手を目の前にしての会話にはだいぶ自信を持つようになりましたが、電話での英会話、特に病院のように専門用語の飛び交う相手にかけるのは、少し緊張するようです。

そこで今回は、僕が仕事で使っている電話のコツを7つ紹介します。

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2017年1月5日

奥さんに聞きましたアメリカ生活の実態 その1:仕事編

僕は米国生活が15年以上になるので、アメリカについて記事を書くと自然と内部からの視点になりがちです。

そこで今回は、違った視点をお届けするため、アメリカに来て3年半になる僕の奥さんに、こっちの生活についてどう感じているかを聞いてみました。

彼女は入籍してグリーンカードが発行されてから、アメリカに引っ越してきました。それまでアメリカには飛行機の乗り継ぎでしか来たことがないとのこと。

人生のほとんどを日本で過ごし、日本社会で9年ほど働いた経験をもとに語ってくれました。

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2017年1月3日

新年祝賀行事ローズパレードに行ってきました

ここ数年、我が家ではカリフォルニア州パサデナ市で行われるローズパレードが新年を迎える恒例行事となっています。

沿道で見守る70万人ほどの観衆に加え、全米のみならず世界中にテレビ中継されるこの元旦パレード。僕と奥さんは、この檜舞台に日本代表として参加するマーチングバンドのお手伝いをしています。

元日が日曜に当たった今年は、振替休日の今日1月2日の朝にパレードが行われました。子どもが生まれたばかりなので、奥さんは家に残り、僕一人でビデオ撮影係としてお手伝いに。

スタート近くの観客席でローズパレードをビデオ撮影。














日本代表として参加した岐阜商業高校は、エネルギッシュな演技で大きな歓声を浴びていました。地元紙パサデナ・スター・ニュースの最高の瞬間トップ5にも選出。ローズパレードとの架け橋となっている日米グリーンバンド協会が選ぶ参加校は、ダンスを取り入れた動きのある演奏をするので、いつも現地で注目を集めます。


僕が撮った映像ではないですが、岐阜商業高校の演奏です。

僕自身は吹奏楽もマーチングもやったことはありませんが、世界最高峰の舞台で人々を魅了できる学生さんたちを応援せずにはいられません。

ローズパレードに参加した学生さんたちが、わずか1、2週間ほどのアメリカ滞在で大きく変わる様子を目にしてきました。楽しませようとすればするほど、大きな声援で返してくれるアメリカのパレードやコンサートで演奏すると、日本の大会では得られない感動があるのだそうです。

これまでの想像や価値観に収まりきらない広い世界を知ると、自分を悩ませていることが小さいことに気がつきます。すると自然に自信とモチベーションが高まる。僕は小学校でアメリカに来た時、大学で留学した時にそんな経験をしました。国という枠や社会のプレッシャーなんかに縛られないで好きな場所で好きなことをしようと考えられるようになったのです。

ローズパレードに参加する学生さんたちにも同じような体験をしてほしい。そんな思いを胸に、これからもできる限り力になりたいと改めて思いました。

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2017年1月1日

大統領選で浮き彫り「二つのアメリカ」

あけましておめでとうございます。

新年早々、時事通信さんのサイトに、米大統領選挙について社会の内側から分析した記事を掲載していただきました。

時事通信社ホームページより

事前予想であれだけ不利と言われていたドナルド・トランプ候補がなぜ勝利を収めたのか?彼の支持基盤はどんな人々だったのか?米国は右傾化しているのか?僕が日々の取材で体験したことを通じて、こうした疑問に答えます。

アメリカでは住んでいる場所によって見える世界が全く違う。それを受け入れることが、アメリカ政治を理解する第一歩だと記事を読んで実感してもらえるのではないかと思います。

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日本人がスピーチやプレゼン下手な本当の理由

日本人がスピーチやプレゼン下手だってよく耳にしますよね。

確かに、日本人が行なった有名スピーチってあまり思い浮かびません。滝川クリステルさんの五輪招致プレゼンくらいでしょうか。

一方、アメリカからはキング牧師の「私には夢がある」やケネディ大統領の就任演説など、数々の名スピーチが生まれています。オバマ大統領やスティーブ・ジョブズの演説力は日本でも有名です。

もちろん、人前で話すのが苦手なアメリカ人もたくさんいます。スピーチが下手だったり、人前で緊張したりするアメリカ人を何人も目にしてきました。

でも日本に比べて、堂々と自分の意見を言える人がアメリカに多いのは確かです。仕事のインタビューで、高校生など若い人がしっかりとした受けごたえをするのには関心させられます。オリンピックを見ていても、アメリカの選手は表情豊かにハキハキと話します。

この差はどこから生まれるのか?

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